By 平野 淳也
Updated on April 10, 2019, 11:02 AM

Bitcoinの価格は2017年12月ぶりに$5000に戻る。当時と比較し、Bitcoinのファンダメンタルはどれほど向上したか。


   

4月一周目、Bitcoinの価格は、20%の上昇を見せました。

200日の移動平均線を超えて、下落トレンドを終えた様相を醸し出しています。

執筆時点で、Bitcoinの価格は、約$5000で推移しています。

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Bitcoinの価格がはじめて$5000を超えた時期は、2017年12月です。

一部メディアでは暗号通貨はバブルであるという意見や、長いクリプトウィンターであると囁かれることが多くあります。

とはいえ、振り返ってみると、オールタイムハイの価格まで戻すには遠いものの、当時の価格に戻るまで1年と4ヶ月しかかかっていません。冬が終わるのは、思ったよりも早いのではないでしょうか。


下記のTweetでは、Bitcoinの価格がはじめて$5000を超えた時期は、2017年12月と2019年4月現在のBitcoinを取り巻く数字の違いについてリストアップしています。

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とりわけ特筆すべき点は、ネットワークに投下されているハッシュレートの増加とLightning Network関連の進捗でしょう。



■1stレイヤーのブロックチェーンとしてファンダメンタルが大きく向上


PoWのブロックチェーンに応じて、そのネットワークが保有するハッシュレートの値は、そのままセキュリティの強度と言えます。

当時と価格は変わらないものの、マイナーの数は増加しています。

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また、最近では、Bitmainの不振により同社のマイニングプールが2017年と比べ影響力を落としています。

これもブロックチェーンの分散性にとっては、ポジティブに評価できる点です。

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■Lightning Networkがメインネットでローンチ


また、レイヤー2で送金を実行するLightning Networkは、Bitcoinコミュニティで長く期待されている技術でしたが、当時はメインネットでまだ実用できる技術ではありませんでした。


現在では、同技術がメインネットで稼働していて、Lightning Network内の各数値は以下のように進捗しています。

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Lightning Networkはは双方向のペイメントチャネルであり、どれだけの数のノードが参加し、チャネルにBitcoinがデポジットされているかによって、利便性が変わってきます。

2017年末はまだ実用すらしていなかった技術が今は急速にアダプションしています。


本コラムでは、Bitcoinを当時と比較して、ファンダメンタルになりえる数値がどれだけ変化したか、また、どれだけ技術進捗したかを振り返りました。

当時と同じ価格であっても、Bitcoinは着実に進歩をしていると評価ができます。

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