By Kyle Torpey
Updated on July 09, 2019, 13:55 PM

ビットコイン出現から3,837日、損失60日のみの快進撃


ビットコイン支持者はしばしば暗号資産が途方もない価値の宝庫だとして、「デジタル・ゴールド」と呼んだりする。しかし懐疑派は、ビットコインはとにかく変動が大きすぎると考えているようだ。


データをみると徐々に安定してきてはいるものの、確かにビットコインには短期間で驚くほどの価格変動がある


こうした激しい価格の上昇と下落が頻繁にあることで知られるビットコインだが、実は長期間に渡り、その変動は「一方向」にのみ発生していることをご存じだろうか。


ビットコインはほぼいつでも「買い」


ビットコインのネットワークは2009年1月3日にサトシ・ナカモトによってローンチされた。2019年7月6日時点で市場に3,837日間出回っていることになるが、このうち損失を出したのは60日のみだ。言い換えれば、ある一時点でビットコインを購入して先週の土曜日まで保有し続けた人の98.4%は利益を得たことになる。


過去5年間、ビットコインが幅広く知られ、大量に流通するようになったこの数年に限ってみても、期間中96.7%の日においてビットコイン購入者は利益を手にしている。


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赤字を出した60日間のうち、48日は2017年の終わりから2018年の頭にかけて発生した暗号資産バブルの時期にあたる。また、この時期以外の5日間の損失は、ビットコインの価格が不安定になった過去数週間で発生した。 


こうしたデータを見せられたところで、2017年12月にビットコインを15,000ドル~20,000ドルの価格で購入した人にとっては何の慰めにもならないだろう。そうは言っても、バブルの絶頂期に購入するのは大抵確信がない層なので、この価格帯で購入した人の多くはバブルが弾けた直後にビットコインを手放したと見られる。


投資家向け情報開示サイト、メサリ(Messari)によると、ビットコインを最高値で購入した人は現時点でも未だ43%の赤字となっている。


このデータから、ビットコインを購入すべきタイミングがいつなのか、そしてどのように購入すべきかが明らかになってくる。最高値の時に大量買いしてしまうのを避けられるため、多くの人にとってはドルコスト平均法で購入するのがベストだろう。毎週、あるいは毎月決まった量を購入することで、短期の価格の振れに伴うリスクを分散させていくのが基本的な考え方だ。


相場のタイミングを図っている人は、アダマント・キャピタル(Adamant Capital、米国のデジタル資産ファンド)やデルフィ・デジタル(Delphi Digital、米国のデジタル資産分析会社)がまとめたように、投げ売りが起こって長期投資家が再び買い始めるのを待つのが良いだろう。「言うは易し」なのは言うまでもない。


(英語版:https://www.longhash.com/news/bitcoin-has-existed-for-3837-days-and-been-a-bad-investment-on-only-60-of-them


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